信州・ワインの村の築150年の家でシェアハウス、始めました!         #248 tazawa プロジェクト

小さなワイナリーが集まる信州・東御市で始める空き家活用。地域に開かれた場として、集落の方々やシェアハウス住民、移住希望者、東御に興味がある県外の方がゆるくつながることを目指しています。

遅ればせながらの自己紹介~そして、楽園はココにあり

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シェアハウスの募集概要を発表しまして、おかげさまで内見のご希望をボチボチいただいております。

ご興味のある方はお気軽にお問合せください。

 


さて、しつこく自己紹介です(え? そんなにシェアハウス管理人の情報は知りたくないですかw?)。

 

私がワイン好き・ブドウ好きになったキッカケは、自然や植物に対する尊敬の気持ちからスタートしたと書きました。


そして、東日本震災をキッカケに移り住んだのがたまたま千曲川ワインバレーの中で、近隣のワイナリー巡りをするうちにますますワイン好きになりました。

 

その後、家族の仕事の関係で南米に住むことになりまして、昨年までは中南米と信州を行き来する生活をしておりました。

 

南米もチリワインに代表されるようにワインの産地。チリ、アルゼンチン、ペルーとワイナリー巡りをするようになり、ますますハマりました。


中でも一番のお気に入りはアルゼンチンのメンドーサ。

 

アメリカ大陸最高峰のアコンカグア山(昨年、三浦雄一郎さんがチャレンジして失敗に終わりましたが)の麓にある一大産地です。

ワインツーリズムも発達していて、自転車や馬でワイナリーを巡れる楽しさがあります。

チリもアルゼンチンもワインは同じくらいおいしいのですが、チリは食べ物がそれほどおいしくなかったんですよね。

メンドーサはどこで食べても料理が洗練されていて、おいしかったのが印象的でした。

 

温泉もあり、スノーリゾートもあり、スノボーやスキーも楽しむことができます。

 

何よりアコンカグア雄大な景色の前に広がるブドウ畑の美しいこと!

もう移住してもいいや! くらいに思いました。


しかし、はたと思いました。

 

・ワインがある。

・食べ物がおいしい。

・温泉がある。

・スキー、スノボーができる。

・山の景色が美しい。

 

って、それ私たちが日本で居を構えている信州じゃないですかー!

 

そう、楽園はココにあったのです。

 

こんなに素晴らしい場所なので、みんなに知って欲しいし、日帰りや1泊の旅行だけじゃなくもっと足を運んでもらえたらいろんな魅力を伝えられるのに。

 

そんな思いが、今回のシェアハウス+コミュニティスペースにも詰まっているのです。

 

※冒頭写真は、根子岳山頂から滑り降りてるところ。菅平奥ダボスからキャタピラ車に乗って行くんですが、次行くときは山頂に冷やしたスパークリングワイン背負って持っていきたいなー。

いよいよシェアハウスの入居者さん、募集開始!

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お待たせしました!

シェアハウスの募集要項を発表したいと思います。

 

2階シェアハウス部分は前オーナーさんの手ですでにリフォームされていて、築150年の趣きはありませんが、居住性が高くなっていると思います。

 

シェア・拡散いただけるとうれしいです。

 

【募集要項】

●物件名
#248 tazawa(ハッシュタグ・ニーヨンハチ・タザワ)
東御市(「とうみし」と読む)・田沢地区の築150年の古民家の2階部分をシェアハウスとして2020年3月末を目途にオープン予定で、今回は4室の個室のうち3室の入居者を募集します。「信州への移住に興味はあるけれど、いきなり購入する、あるいは借りるのはちょっと……」という方のための「お試し移住シェアハウス」です。

場所は、作家の玉村豊男さんが創始したヴィラデストワイナリーやアルカンヴィーニュ、ドメーヌナカジマといった3つのワイナリーと多数のヴィンヤード(ぶどう畑)が集積するのどかな集落です。

1階はコミュニティスペースとして運営する予定で、近隣の方が縁側でお茶を
しに遊びに来れるような、地域に開かれた場所を目指しています。
こうした「ゆるいつながり」の中から、移住に必要な仕事などが見つかる仕組みを作りたいと思っています。
 

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シェアハウス外観。
 

●場所
東御市和(「かのう」と読む)田沢地区
上信越道:東部湯の丸ICから8分、信濃鉄道:田中駅から車で14分、北陸新幹線上田駅から車で23分
 

●入居条件
女性、またはカップル・ご夫婦
男性のみは信頼できる方からのご紹介に限る。
日本語が堪能な外国人女性OK(管理人使用可能言語は日本語、英語、スペイン語です)
*入居希望者は、契約前に管理・運営者とシェアハウス住人が面接させていただきます。
*日本人は身分証明書と緊急連絡先、外国人はパスポート、ビザ、外国人登録証明書が必要です。
 
 
●賃料とその他の料金(税込)

シャルドネの間 洋室 10畳+押入れ  2万8,000円/月

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冒頭の図面の南側中央になります。



巨峰の間    和室 8畳+サンルーム3畳+押入れ  3万円/月

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図面の南西の和室になります。
 
ピノの間    洋室メゾネット 10畳+8畳+押入れ 3万8,000円/月

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図面の北東の部屋。階下にもう1つ部屋があります。
(もうひとつの「メルローの間」は入居者決定済み)

1台分の駐車場代込み。追加の駐車場代1,000円/月。敷金・礼金0円。共益費(水道光熱費・インターネット代・トイレットペーパー、食器洗剤などの日用消耗品)1万2,000円/月、冬(12月から3月まで)の暖房費ひとり3,000円/月(電気代が想定よりも大幅に超過する場合は、追加徴収させていただく場合もあります)、保証金1万円(部屋の破損・汚損があったときのため。綺麗にお使いの場合は退去時にそのままお返しします)。ひとつの部屋を2人以上で使われる場合は共益費をひとり当たりプラス6,000円/月。
 
 
●共有スペースの設備
2階
・住人専用のラウンジ「アッサンブラージュの間(10畳)」(ミニキッチン
やテレビ付き)

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図面の北側中央の部屋が住民のリビングになります。


・住人専用のトイレ(ウォシュレット付き)
・住人専用洗面所
・ベランダ(物干し)
 
1階
・キッチン
・浴室
・トイレ(ウォシュレット付き)
・洗面所 2ヶ所
・洗濯機(無料)
*イベント開催時など、使えないときもあるので、コミュニティスペースのイベントスケジュールを確認すること。
インターネット無料
 

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1階はコミュニティスペースとして貸し出し予定です。
 

●管理体制
・管理スタイル
巡回(訪問頻度:週3〜4回程度)
・清掃、ゴミ出し
共用部分の清掃とゴミ出しは住人当番制。個室の清掃は各自行なう。住人は雪かきと草刈りに関して管理・運営者に協力する。
 
 
●ハウスルール(別に詳細なハウスルール有り)
・ベランダを含む建物内禁煙
・月に3回まで個室にて友人・家族の宿泊可。3回を超える場合は1人1泊につき500円の水道光熱費をいただきます。
・個室に泊められないご友人は近隣の民泊「清水さんの家」、ゲストハウス「おみやど」などにご宿泊をお願いします。両方とも満室で、かつ当シェアハウスに空室があるときは、ひと部屋当たり2名を上限にシェアハウス内にお泊りいただけます(1人1泊1500円。ただし、シーツなどの洗濯や掃除はシェアハウス住人ご自身でお願いします)
地球温暖化に配慮し、太陽光を活用した給湯システムで、オール電化なため、給湯タンクの湯量に限りがあります。ゲストはシェアハウス内の浴室の使用は禁止。近隣の温泉に行っていただけますようお願いします。車で5分以内に2つの温泉施設があり、その他にも近くに複数あります。
・キッチン、お風呂など譲り合ってご利用いただけるよう、スケジュール表への記入などのハウスルールがあります。
 

●こんな方に住んでほしい!(入居条件ではありません)
・ワインが好き
近隣のぶどう栽培者さんやワインメーカーさんともすぐに仲良くなれるはず!
DIYが好き
敷地内に古い蔵があり、改修して素敵に活用したいと考えています。一緒にやれたら楽しいですね。ピザ窯なども一緒に作りましょう!
・農業に興味がある
移住してきた農業従事者や地元のベテラン農家さんが近隣に沢山います。指導者には不足しません。
・クラフト作家さん
葡萄の枝の灰を使った釉薬で陶器を作ったり、葡萄で草木染め、ワインの搾りかすで石けん作りなど。1階のコミュニティスペースや蔵で作品を展示したり、売ったりしてみませんか?
・リラクゼーションやヨガなどの技術を持っている人
1階のコミュニティスペースの横にひと部屋個室があります。そこでサロンやクラスを開ければ通勤時間ゼロ!
 

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母屋の横にある蔵で何かビジネスしてみませんか?


●管理・運営者  辻
こちらのブログかkanae.kenmo2★gmail.com(★を@に変えてください)まで。
 
以上です。
移住やワイン就農、クラフトなどご興味を持ってくださりそうな方に届くといいなぁ。
 
どうぞよろしくお願いします。
 
 

遅ればせながらの自己紹介~その➂ぶどうと私

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自己紹介の続きです。
 
ワインやぶどうに対する興味が深まったのには、こんな経験がありました。
 
もう15年くらい前になりますが、シンガポールの有名スパ(高級エステみたいなもんですかね)が東京に上陸して、それを体験取材することになりました。
 
そのときのメニューが「ワイナリースパ」というもので、
・まずワインの絞りカスである「ぶどうの果皮」を乾燥させたものをバスタブの中に入れて、その中に入る。
・その後、ベッドに横になり、ぶどうの種をスクラブ状にしたもので全身をマッサージし、皮膚の角質を取る。
ぶどうの種からとったグレープシードオイルで全身をマッサージ。
という内容でした。
 
へぇ! ワインの副産物でこんなことができるなんて!
と思いました。
 
皮も種も使って無駄がない!
お米も、ぬかやもみがら、わらなど全部使い切ります。
植物ってすごいなぁと、このときも思ったのでした。
 
そのスパは商業施設の中にありましたが、セラピストの方が「欧米ではワイナリーの中でこういうトリートメントが受けられるんですよー」とおっしゃっていて、これはぶどう畑の中でガゼボ(東屋)みたいなのを建ててこういうトリートメントやったらウケるだろうなぁ、いつかやってみたいなぁと思ったのでした。
 
そのころはまだ都心のタワーマンションに住んでいて、まさか自分がワインの生産地に移住するなんて思ってもいないころのことでした。
 
こんな体験から、シェアハウス+コミュニティスペースとしてこの春から稼働する予定の築150年の家にもリラクゼーションルームを作りたいなぁと思っています。
 
私がワイナリースパを受けたサロンとは似ても似つかない、まったくラグジュアリーさに欠ける場所ですが、ヴィンヤードに収穫ボランティアにいらした方がワインの副産物を使ったマッサージを受けられるといいなぁ、と。
 
リラグゼーションルームの借り手もシェアハウスの住人さんも募集してます!
賃料などは近々お知らせします!
 

遅ればせながらの自己紹介~その②ぶどうと私

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自己紹介的なものの続きです。


私がワインやぶどうに興味があるのは、世の中のワイン好きなみなさまとはキッカケや理由が違うかもしれません。


私がワインやぶどうが好きなのは植物に対する尊敬の気持ちが大きいように思います。


もう20年くらい前になりますが、あるギャラリーに行ったときに、巨峰の枝を焼いた灰を使った釉薬を使った焼き物に出合いました。

 

まるで、巨峰のような色のとても美しい器でした。


ネットで調べてみると、杉を焼いた灰を使った釉薬は杉のような美しい緑に、ひまわりを焼いた灰ではひまわりのような黄色に、桜を焼いた灰では桜色になると書いてありました。


私はその話を聞いてとても感動しました。


植物って、食べ物とか建材などとして、人間の役に立って、さらに灰になっても私たちの目を楽しませてくれるんだなぁ~、と。

 

それに比べて私たち人間はどうだろう?

 

死んで灰になっても骨壺に入れられて、土の栄養にさえなっていないではないか。

 

植物ってすごいなー、ぶどうってすごいなー、と。

 

そこからぶどうとか植物とか農とか、そんなところに興味を抱くようになったというわけです。

 

ちなみに、その後知り合いました私の夫は大学時代に部活動として陶芸部におりまして、青年海外協力隊として陶芸を教えていたこともあるのですが、

「ぶどうや桜やひまわりの色を出すためにはいろいろと化学的な成分も入れてると思うよー」

と申しておりましたが。

 


でも、たとえ、巨峰の灰で巨峰そのものの色が出なくても、巨峰とかメルローとかシャルドネとか品種ごとに違った色が出たらそれはそれで素敵なことだと思いません?

 

さらに同じ品種でも同じ東御市のぶどうでも育った地域できっと色の違いも出るはずです。

 

まさにワインでいうところのテロワール

 

そんな器作りをしてくれる人がうちのシェアハウスに入って作陶してくれたらよいのに、なんて妄想しているところです。

 

ちなみに、もし陶芸家さんが当シェアハウスに入居してくださったら、ご自身の作品として作陶していただけるのはもちろんですが、アルバイトとしての器づくりの仕事もご提案できます!

 

私の友人の器やさんが常に器焼いてくださる方を募集しているので、ご興味ある方はお問合せください!

 

 

遅ればせながらの自己紹介~その①

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そういえば空き家プロジェクトの話ばかりで、自己紹介をしておりませんでしたね。
 
私は千葉県生まれの千葉県育ち。
20歳代からはほぼ東京に住み、8年前に東日本大震災をきっかけに東信州に引っ越してきました。
 
仕事はフリーランスで出版関係の仕事をしています。
クライアントが100パーセント東京の出版社や新聞社だし、心のどこかで「これで地元に根を下ろして暮らしているといえるのだろうか」という疑問がありました。
 
地元密着で何かやりたいなーと思ったときにこの家に出合いました
 
普通は「カフェをやりたい」「パン屋さんをやりたい」「ワイナリーをやりたい」、そういう夢があって「場」を手に入れるのでしょう。
 
私の場合は特にそういうハッキリした夢がありませんでした。
 
私自身はおいしい料理やパンを作れるわけでも、おいしいコーヒーを淹れられるわけでもありません。
 
何もできない私に何ができるだろう? と思いましたが、よく考えたら、それって今までやってきた雑誌や書籍をつくる仕事と一緒。
 
雑誌や書籍をつくる仕事は、私自身は何もできないけれど、みんながどういうことに興味があるか、何に困っているか聞いて、興味深いネタ・それを解決するネタを持っている人に話を聞いたり原稿書いてもらったりします。
そして、写真が上手な人に写真をとってもらって、イラスト得意な人にイラスト描いてもらって、デザイン得意な人にレイアウトしてもらいます。
 
何もできないなら、場所づくりもそれと同じようにやればいいじゃないか、と。
 
みんながどんなものがあったらいいなと思っているか、どんなことに困っているか聞いて、それぞれ得意な人にやってもらえばいい。
 
一時期は「私って何もできないなぁ」とか「私ってなんの夢もないなー」というのがコンプレックスだったんですが、最近は「まあ、それでもいいじゃないか」と思うようになりました。
 
そんなわけで、いろいろな方にお力をお借りするかと思いますが、今後ともよろしくお願いいたします
 
*写真は母屋に併設の蔵。地域やこの家のバリューアップになること(「農機を置かせてくれ~」とかじゃなくて、ギャラリーとか店舗とかいろいろな人が遊びに来てくれる場ですね)に使っていただける方には当面は無料でお貸ししようと思っています。
 
 
 

方向性を決めました!

 

先日の見学会でいろいろな方にご意見うかがって、古民家の活用について方向性を決めてみました。

 

2階>

 

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2階はリフォームされていて居住性が高いので「シェアハウス」にします。

 

シェアハウスとは、キッチンやリビング、トイレやお風呂などを共有して、各住人の個室をプライベート空間とする住まい方。

シェアハウスは 一般賃貸住宅とは違い、「ゆるやかなつながり」を持ったコミュニティで、それを求める人が住む住宅です。

 

この家はリフォームの結果、廊下が作られてあり、それぞれの部屋が独立していますので、シェアハウスに向いていると考えました。

 

人とのつながりを楽しめる人で、かつ、東御(あるいは東信)に移住したいけれど、いきなり購入する、借りるのはちょっと…… という方にはピッタリなんじゃないでしょうか。

 

田舎は空き家が多いですが、いざ借りよう・買おうと思っても、貸してくれる・売ってくれる空き家は意外に少ないです。

 

でも、人間関係ができてくれば話は別。

現地に根付いて信用を得れば「あの家、貸してもいいって言ってるよ」「売ってもいいって言ってるよ」といった情報が入ってきます。

 

入居者さんがシェアハウスに住みながら、じっくり次の住まいを探す、といった使い方をイメージしています(もちろん、ずっと住んでいただいてもいいですが)。

  

これから水回りやセキュリティ面をリフォーム予定なので、ボチボチと入居者の募集を行っていきます。2020年の3~4月くらいの引っ越しシーズンから稼働する予定です。

 

また、蔵や蚕室は当面は無償で貸し出し予定です(原状回復ナシのDIYオーケー。リノベ計画は事前にご相談ください)。

アトリエやギャラリーにできるので、クラフト作家さんも入居者として大募集したいです!

ワインの副産物を活用して染色や陶芸、紙すきなどをしていただけると最高ですね!

井戸もあるので、これも何かに使えないかなと思っています。

 

家賃やその他の条件など、直接お問い合わせください。

 

1階>

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一方、1階は以下の2つの使い方を併用します。

 

①地域に開かれたコミュニティスペース(店舗・イベント・ワークショップスペース)➁会員制シェア別荘

 

①に関しては、店舗やイベント、ワークショップをやりたい方にスペースをお貸しして、地域の方や移住したい方が集まってくる場にしたいと思います。

たとえば

 

  • ラクゼーションサロンに貸し出し(ワイン用葡萄の収穫ボランティアに来た方が農作業の後に施術を受けられる、みたいな!)。できればワインの副産物を活用したスパなどをやってくれる方がいると最高です!
  • 子ども食堂や自然保育、子どもが参加できるその他の定期イベントに貸し出し
  • セミナーや各種教室、ワイン会などの場として貸し出し(古い住宅の断熱ワークショップやワイン落語会、東京から有名講師を呼んで料理教室などを企画中!)
  • 物販やミニマルシェの会場として貸し出し(野外でできない冬のあいだ?)
  • 庭をキッチンカーに貸し出し、縁側を開放して、縁側カフェ

 

などを考えています。

 

2階は移住したい人が入居する予定なので、地域の人とのコミュニケーションがとれる場になれば理想的です。

 

こちらは、春を待たなくても開始できるものもあるかもなので、ご関心のある方は是非ご連絡ください!

 

➁に関しては、「泊まれる場所が欲しい」という要望が多くあり、2階の居住者のことを考えて、不特定多数の方がお泊りするのではなく、会員限定の合宿施設のほうがいいと考えました。

 

地域の方や、ワイナリー・ヴィンヤードの方、クラブなどの代表者に会員になっていただき、スペースの空き状態を調整しながら、収穫ボランティアに来られる方などの宿泊場所として、ご近所の民泊「清水さんの家」やゲストハウス「おみやど」が予約できない際にお使いいただきたいと思っています。

 

また、首都圏の人が何度も来たくなるように、クラブ形成のお手伝いもしたいと思っています。シェア農園、シェアヴィンヤードなど、クラブ活動に必要なものをご紹介することを考えています。

 

単なるワイン愛好会ではなく、葡萄の苗作りからやるクラブとか、米や野菜、スパイスを育てるところから始めるカレー同好会とか、田舎ならではのクラブ活動です。

 

シェア別荘の会員になりたい方や、こんなクラブを主催してみたいという方、是非ご連絡ください!

 

 

様々な料金体系を柔軟に運用していきますので、条件などはまず直接ご相談ください。

連絡先は

FB: https://www.facebook.com/kanae.kenmotsu

インスタ: 248_tazawa

こちらのブログのメッセージでもOKです。 

 

1階・2階全体として、「ワイン」「食」「農」「アート」「環境保全」といったキーワードで地域の方、首都圏にお住まいの方がゆるやかにつながる場になればいいなと思っています。

 

オープンハウスにご来場ありがとうございました!

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11月10日、15~17日に開催しました築150年の家の見学会、自分たちが想像していたよりも多くの人にいらしていただけました。

 

10日の回は、ご近所のヴィラテストワイナリーのお祭りだったため、そこから流れて見学に来てくださればいいなというコバンザメ作戦だったのですが、ワイナリーには行かずに、見学会を目的にいらっしゃる方も多く、古民家に関する関心は高いのだなと思いました。

 

ご案内でバタバタしていた時間帯もありますが、そうでないときには見学後にこたつでお茶を飲みながら、いろいろとお話させていただいた方もいました。

 

こたつを囲んだ知らない人同士で話をして、盛り上がっている場面もありました。

 

古民家に興味がある人というのは、住宅を建てては壊してまた建てる「スクラップアンドビルド」の現状、ひいては、効率だけを追求する資本主義的な社会に疑問を持っていて、社会のいろんな問題に目を向けている人が多く、地域活性化から教育問題まで熱く語ってくださる方も多かったです。

 

自分たちにはない視点もあり、今はネットで人とつながれる世界ではありますが、改めて人と膝をつき合わせてお話することの大切さを感じました。

 

みなさまからいただいた「こういう場が欲しい」「こうやって古民家活用したらよいのでは?」というご意見、しっかり受け止めて、吟味し、近々発表したいと思います。

 

ご来場ありがとうございました。