方向性を決めました!
先日の見学会でいろいろな方にご意見うかがって、古民家の活用について方向性を決めてみました。
<2階>
2階はリフォームされていて居住性が高いので「シェアハウス」にします。
シェアハウスとは、キッチンやリビング、トイレやお風呂などを共有して、各住人の個室をプライベート空間とする住まい方。
シェアハウスは 一般賃貸住宅とは違い、「ゆるやかなつながり」を持ったコミュニティで、それを求める人が住む住宅です。
この家はリフォームの結果、廊下が作られてあり、それぞれの部屋が独立していますので、シェアハウスに向いていると考えました。
人とのつながりを楽しめる人で、かつ、東御(あるいは東信)に移住したいけれど、いきなり購入する、借りるのはちょっと…… という方にはピッタリなんじゃないでしょうか。
田舎は空き家が多いですが、いざ借りよう・買おうと思っても、貸してくれる・売ってくれる空き家は意外に少ないです。
でも、人間関係ができてくれば話は別。
現地に根付いて信用を得れば「あの家、貸してもいいって言ってるよ」「売ってもいいって言ってるよ」といった情報が入ってきます。
入居者さんがシェアハウスに住みながら、じっくり次の住まいを探す、といった使い方をイメージしています(もちろん、ずっと住んでいただいてもいいですが)。
これから水回りやセキュリティ面をリフォーム予定なので、ボチボチと入居者の募集を行っていきます。2020年の3~4月くらいの引っ越しシーズンから稼働する予定です。
また、蔵や蚕室は当面は無償で貸し出し予定です(原状回復ナシのDIYオーケー。リノベ計画は事前にご相談ください)。
アトリエやギャラリーにできるので、クラフト作家さんも入居者として大募集したいです!
ワインの副産物を活用して染色や陶芸、紙すきなどをしていただけると最高ですね!
井戸もあるので、これも何かに使えないかなと思っています。
家賃やその他の条件など、直接お問い合わせください。
<1階>
一方、1階は以下の2つの使い方を併用します。
①地域に開かれたコミュニティスペース(店舗・イベント・ワークショップスペース)➁会員制シェア別荘
①に関しては、店舗やイベント、ワークショップをやりたい方にスペースをお貸しして、地域の方や移住したい方が集まってくる場にしたいと思います。
たとえば
- リラクゼーションサロンに貸し出し(ワイン用葡萄の収穫ボランティアに来た方が農作業の後に施術を受けられる、みたいな!)。できればワインの副産物を活用したスパなどをやってくれる方がいると最高です!
- 子ども食堂や自然保育、子どもが参加できるその他の定期イベントに貸し出し
- セミナーや各種教室、ワイン会などの場として貸し出し(古い住宅の断熱ワークショップやワイン落語会、東京から有名講師を呼んで料理教室などを企画中!)
- 物販やミニマルシェの会場として貸し出し(野外でできない冬のあいだ?)
- 庭をキッチンカーに貸し出し、縁側を開放して、縁側カフェ
などを考えています。
2階は移住したい人が入居する予定なので、地域の人とのコミュニケーションがとれる場になれば理想的です。
こちらは、春を待たなくても開始できるものもあるかもなので、ご関心のある方は是非ご連絡ください!
➁に関しては、「泊まれる場所が欲しい」という要望が多くあり、2階の居住者のことを考えて、不特定多数の方がお泊りするのではなく、会員限定の合宿施設のほうがいいと考えました。
地域の方や、ワイナリー・ヴィンヤードの方、クラブなどの代表者に会員になっていただき、スペースの空き状態を調整しながら、収穫ボランティアに来られる方などの宿泊場所として、ご近所の民泊「清水さんの家」やゲストハウス「おみやど」が予約できない際にお使いいただきたいと思っています。
また、首都圏の人が何度も来たくなるように、クラブ形成のお手伝いもしたいと思っています。シェア農園、シェアヴィンヤードなど、クラブ活動に必要なものをご紹介することを考えています。
単なるワイン愛好会ではなく、葡萄の苗作りからやるクラブとか、米や野菜、スパイスを育てるところから始めるカレー同好会とか、田舎ならではのクラブ活動です。
シェア別荘の会員になりたい方や、こんなクラブを主催してみたいという方、是非ご連絡ください!
様々な料金体系を柔軟に運用していきますので、条件などはまず直接ご相談ください。
連絡先は
FB: https://www.facebook.com/kanae.kenmotsu
インスタ: 248_tazawa
こちらのブログのメッセージでもOKです。
1階・2階全体として、「ワイン」「食」「農」「アート」「環境保全」といったキーワードで地域の方、首都圏にお住まいの方がゆるやかにつながる場になればいいなと思っています。